せっかくビブラートが出来てきたけど、憧れの歌手に比べてどうもいまいち格好よくない….海外アーティストような美しく豊かなビブラートを手に入れたい!
今回は魅力的な海外アーティストのビブラートについて掘り下げていきましょう。
海外アーティストのビブラートの魅力
海外アーティストのCDからは美しいビブラートが目立って聞こえてきます。アメリカなど様々な人種がいらっしゃる国では、ご両親の音楽ルーツを掛け合わせて持っている場合も多いですし、黒人アーティストからは、ゴスペルをルーツに持つ方も多く、パワフルで繊細なビブラートを聞くことができます。
もちろん、日本人アーティストの方でも、美しいビブラートをお持ちの方はたくさんいらっしゃいますが、海外アーティストの使う豊富な種類やテクニックを知ることは皆様の歌のスキルアップに非常に役に立ちますので、ぜひご参考にしていただきたいです。
海外アーティストのようなビブラートのコツは【三連ビブラート】にあり!
三連ビブラートって??
豊かな表現をもつ海外アーティストが三連符のビブラートをしているのをご存知でしょうか?
そもそも三連符とは、1つの長さを3つに分割した音符のことです。
4分音符で例えるなれば、4分音符1個分を3つに割っている状態なのですね。
どんな風に聞こえるの?
音の揺れが『タカ タカ タカ タカ タカ』ではなく『タタタ タタタ タタタ タタタ』と聞こえてきます。
これにより、1つのビブラートがとても細かい揺れ方をし、音の深さやビートを強調してくれます。波紋が細かく美しい印象も受けます。しかしこのような細かい作業をするとゆうことはコントロールの技術が必要になります。
海外アーティストのようなビブラートをかけるための練習法
では実際に三連ビブラートを練習してみましょう!
どの練習法をとるのか
かけ方に関しては前回お伝えした、【ビブラートのコツと練習法は??】かけ方の種類いろいろをご参考ください。
①音を上下させる方法
②体を振動させる方法
③横隔膜を使う方法
三連符の練習の際は、②か、③で練習をされることをおすすめします。三連符を表現する際に音の上下ではスピードがついていかなくイメージがしづらいです。もちろん、それでも出来るよ!とゆう方はそちらでもOKです。
三連符のリズムをしっかり意識して練習する
出しやすい音程で『アー』のロングトーンを歌います。そこから、3連符のリズムで
『アアア アアア アアア アアア』と連続で歌えるよう練習していきましょう。
テンポを♩=60くらいのゆっくりしたものから設定して4分音符1つに対して、アを3つ歌うのです。
これで、1小節に12個『ア』を歌ったことになりますね。
ブチッ、ブチっと切れないように滑らかにつなぐよう練習をし、徐々にテンポを上げていきましょう。初めは出しやすい音程で練習し、徐々に高音でもできるようにしていきましょう。
練習を重ねることで、三連符で音を揺らすとゆうことが体にしみ込んできます!
まとめ
三連符とゆうビブラートの発想はなかなか私たち日本人にはつきにくいです。ゆったりしたリズムで少しずつ表現できるようにやってみましょう。
喉や音程のコントロール能力をあげる効果もあります。
目指せ憧れの海外アーティストのビブラート!
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