【万引き家族】海のおばあちゃんとラストの祥太の口パクは何て言ったの?感想と考察!

 

こんにちは!しおしおです!

 

6月8日から話題の映画【万引き家族】が公開になりましたね!

しおしおも早速みてきました!

いやー。月並みですが非常に面白かったです。

もう全出演者の演技力の高さといったらないですね。

 

本日はその中でも気になったシーンを

ピックアップしてお届けしていきたいと思います!

※ネタバレの可能性がありますのでご注意ください!

 

 

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【万引き家族】あばあちゃん初枝の海での口パクのシーンは何て言ったの?

 

【万引き家族あらすじ】

東京下町のマンションの影に建つ古びた1軒の家屋に暮らす一家がいた。父である治(リリーフランキー)や信代(安藤サクラ)などは働く傍ら、足りない生活費を子供も含めた万引きや、年老いた初枝の年金で生計を立てていた。

そんなある日、近所の団地で外に寒空の下外に放り出されている幼い少女を見つけた治は、思わず拾ってきてしまう。

そして奇妙な家族の波乱に満ちていながらも、笑顔の絶えない生活はいつまでも続かと思われたが…事件がおき、家族に変化が起きて行く…

 

上記のように、彼らは正式な血縁関係にはないけれど、

おばあちゃんである柴田初枝(樹木希林)の年金と

柴田治(リリー・フランキー)と柴田信代(安藤サクラ)の

パートの収入、そして常習的な万引きによって

生計を立てている擬似家族でした。

 

拾われた幼い少女は「ゆり」(佐々木みゆ)と名乗ります。

(本名はじゅりだが、子供なのでうまく発音できず、みんなが聞き間違えた模様。)

ゆには家には帰らず、万引き家族と共に暮らすことを選びます。

 

ゆりは実は親から虐待を受けており、

行方不明になったことを警察が捜査しだしたため、

髪を切り、より本名から遠くするため「りん」と名付けられます。

 

嘘で塗り固められた擬似家族でありながらも、

日に日にその絆を深めていきます。

そんなある日、家族全員で海水浴に出かけます。

(万引きした海水浴グッズを持って…)

 

このシーンでは、柴田祥太(城桧吏)が本当の親子のように

体の変化を治に相談したり、

姉妹のようにりんと亜紀(松岡茉優)が波とたわむれたりしており、

まるで本当の家族のように幸せな時間を過ごします。

 

そんな中、ビーチパラソルの下、おばあちゃんである初枝は

口パクである一言を発します。

このシーンで、初枝は一体何と言ったのでしょうか?

 

ゆっくりとした口調で

「ありがとうございました」と言ったようです。

 

 

なんと、このシーンは樹木希林さんのアドリブだったといいます。

この言葉が何かの予言であるように

初枝はその後、亡くなります。(おそらく老衰)

 

初枝が亡くなった後、家族は秘密を隠すため、

遺体を家の敷地内に埋められ、初枝が隠し持っていた

現金なども全て生活のため治たちが押収します。

 

何とも物悲しくあるシーンですが、

ここでは初枝の「死後」ではなく「どう生きたか」ということに

注目したいと思います。

 

過去に、初枝の元旦那は別の女ところにいってしまい、2人は離婚。

初枝は寂しく貧しい老後を送っていました。

 

元旦那と寝取った女の間に生まれた柴田譲(緒形直人)は結婚し

2人の女の子をもうけます。その長女が亜紀なのでありました。

 

亜紀は家族とうまくいっておらず、

家出して、初枝と生活するようになりました。

 

初枝は元旦那の月命日にはこの譲の家にいき、

金(慰謝料のような感覚で)をせびっていました。

 

亜紀は世間の立て前上、

オーストラリアに留学していることになっており、

家出少女であることを家族は隠し通していた。が、

初枝とともに暮らしていることを黙認していたかどうかは

最後まで定かではありません。

 

そんな初枝が死後、やはり通常の家族のような扱い(悲しんだり、お葬式に出してもらったり)はしてもらえない訳ですが、

もしこの擬似家族に会えていなかったら、

初枝はずっと1人だったのかもしれない。

 

どんな形であれ、初枝の目の前の海で戯れる家族の様相に

「こんな人生の時間をくれて、ありがとうございました」

最後にお礼を言ったとように感じましたね。

 

死後の悲しい出来事は彼女は知らない。

しかし大事なことは何を感じてどう生きたか、

というメッセージにもとれる印象的なシーンでした。

 

 

【万引き家族】ラストのバスで祥太の口パクのシーンは何て言ったの?

 

物語のもうひとつの口パクのシーンはラスト。

 

施設から学校に通えるようになった祥太が一人暮らしをしている

治の元に遊びにいき、その部屋に泊まった夜のこと。

 

楽しい時間を過ごした2人だったが、

1枚の布団に2人で寝ている際に

「僕を置いて逃げようとしたの?」

(台詞は完璧な再現でない可能性があります)

と、祥太が万引きに捕まった際の治が取った行動について問いただします。

 

「ああ。」と素直に認め謝る治。

それから「もうおじちゃんに戻るな」と治は告げます。

 

ずっと祥太に「父ちゃん」と呼んでほしかった治。

教えれることは万引きくらいで、自分に甘くダメ人間で優しい治。

でも、ずっと祥太の父になりたかった。

本当の父親のようにふるまいたかった。

 

しかし、祥太が捕まったときに、荷物をまとめて夜逃げしようとした

自分の姿が祥太にバレてしまったことを知ったとき、

自分には祥太の父親になる資格がないことを痛感し、

「おじちゃんに戻る」と発言しました。

(おそらく映画では書かれていませんでしたが、出会った当初は自分のことをおじちゃん、と呼んでいたのでしょう)

 

翌朝、自分の家に帰る祥太をバス停まで見送る治。

うつむいたままバスに乗って行っていってしまう

祥太を叫びながら走っておいかける治。

一向に顔を上げない祥太。

 

もう、治が見えなくなったであろう頃に

祥太はおもむろに顔を上げ、治のいた後方を見つめる。

そして、何か短い言葉を優しくつぶやきます。

 

この時祥太は一体なんと言ったのでしょうか?

 

おそらく、口の形から

「父さん」ではないでしょうか。

 

※追記→こちらは「父ちゃん」であるとご指摘いただきました!

確かに映画中の治は「父ちゃん」という言い方をしていましたね。

ありがとうございました^^

 

祥太は最後の別れのシーンではドライに徹しようとしていました。

 

父親面しながらもいざとなったら自分を裏切る治から心を切り離し、

自分の人生を歩んでいかなければという決心があった。

(やはり本当の家族ではないのだという悲しみとともに)

 

しかし、最後に1度だけ、治のためだけにではなく

自分のために「父ちゃん」と、呼んだのではないでしょうか

 

この【万引き家族】を「偽りの中で繋がった幻を生きた人々」の物語と

感じる方もいるかもしれません。

 

しかし、治の裏切りを知った祥太も、

初枝が家族から金をせびっていたことを知った亜紀も、

形は違っても、見た目は違っても

絶望を感じながらも、それでも家族のように「愛されていた」ことを

深く感じていたのではないでしょうか。

 

特に祥太役の城桧吏くんの演技からは、ダメな治に対する

深い愛を終止感じました

 

また、世間から見て通常の「家族」と言われるものの実態が

果たして本当に幸福なのか。家族のあり方や

瞬間、瞬間の幸福についてメッセージが投げかけられたような

気持ちになる。そんな映画だったと思います。

 

【万引き家族の結末】ラストで子供はどうなった?解釈や名前に隠された意味は?

 

安藤サクラさんの自白のシーンは素晴らしすぎて本当に心が震えました。

物語も勿論ですが全てのキャストの演技をもう一度見たくなる映画です!

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

また個人的に「音楽」の使われ方も非常に面白かったです。

2、3種類の極短い音楽が使われているだけなのですが

シーンによってその表情がまるで違うように感じました。

是枝監督の素晴らしさを見せつけられました!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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5 Comments

ぐらっつぇ

祥太のバスの中での呟きは「…父ちゃん…」なのでほぼ正解ですね
ノベライズ本でいろいろ補完できるのでおススメです

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shioshio

ぐらっつぇさま

コメントありがとうございます!
そして、ご親切にご指摘ありがとうございます!
早速加筆修正させていただきます。ノベライズ本、是非読んでみます!^^
助かりました。

返信する
a

「xxとゆう」でなく「xxという」にした方がいいと思います
気になる人は気になりますので
とてもいい記事でした

返信する
shioshio

aさま

暖かいご指摘ありがとうございます!意識が足りておりませんでした。今後留意いたします。お読みいただけて嬉しいです。ありがとうございました^^

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