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【腹式呼吸、鼻から吸うか?口から吸うか?】あなたの目的に合わせた方法を解説!

ボイストレーニングで鼻から腹式呼吸をするように言われた…
でも、このアーティストのCDでは口から吸ってるブレス音が聞こえる…

どっちが正しいの??私はどうしたらいい??
のお悩みを解決いたします!

【鼻呼吸、口呼吸どちらが正解?】

結論から言うと、どちらでもいいです笑

正確に言うと、自分の歌いたいジャンルや、目的、また表現により変えてしまってOK!とゆうことです。

それでは、それぞれ考察していきましょう。

【口呼吸について】

口呼吸のメリット

平井堅さんを思い出してください。
平井堅さんのCD楽曲には、呼吸を口から吸う音がしっかり録音されていますよね。

他にも、宇多田ヒカルさんや、日本でR&Bと呼ばれるジャンルの方にはこの傾向が多く見られます。(楽曲に時代によってはそうでないこともある。)

こういったジャンルではビート感のある、エッジの効いた素早い呼吸をすることが必要となってきます。

かのマイケルジャクソンを聴いていただけるとわかりやすいですが、リズミカルな早い歌詞の羅列の合間に、口から素早く呼吸していますよね。

素早く、リズムのある呼吸そのものがビートになっているのですね。

なのでこのようにライブやCDを聴いた際に、
口からのブレス音を入れているアーティストの曲を
歌いたいのであればその方法もマネするべきです。

また、こちらは延べ500人以上ボイストレーニングをしてきた際の個人的な見解になりますが、

平均的に、初心者の方は口呼吸のほうが腹式呼吸の感覚をつかみやすいとゆうように感じます。これについてはボイストレーナーによって意見が異なる可能性があると注釈させてください。

口呼吸のデメリット

一番良くないのはやはり、声帯が乾きやすい(喉が乾燥しやすい)ということでしょう。

睡眠時に、口呼吸になっている人は喉が乾燥してしまうように、口からの呼吸を続けると、やはり声帯に風があたるリスクはあがります。また空気の悪いホコリっぽい場所やとても寒い場所での歌唱の際は気をつける必要があります。

予防策としては、ごくごく細いストローで息を入れるようなイメージ
もたれると良いでしょう。

また、ミュージカルや演歌などの歌唱時には呼吸音がジャマな場合もあるでしょう。

【鼻呼吸について】

鼻呼吸のメリット

口呼吸を受けてのお話になりますが、声帯を乾燥より守ることが出来ます。

また鼻毛などにより体内に集塵が入ることも防いでくれます。

そして、鼻からの腹式呼吸は自律神経を整えてくれます。

これはヨガや様々な健康法でもおなじみですね。

事実、ステージで緊張しすぎたり、歌い過ぎでへばってしまった時に、鼻呼吸での歌唱に切り替えた際、落ち着きを取り戻せ、息が整っていったこともあります。

またハミング練習などの際は鼻から吸う事で鼻音の感覚をつかみやすくするなどの
メリットもあげられます。

鼻呼吸のデメリット

口呼吸にもいえることですが、ジャンルによっては向かないとゆうことがあげられます。

ビヨンセなどの曲を歌いたいと思うとやはり鼻呼吸ではおいつかないことが多くあります。

また、もともと鼻炎の方。こればっかりは物理的に難しいですね。

小鼻の脇をオイルで優しくマッサージする。
暖かい塩水で鼻うがいす

など、緩和する方法もありますので試してみてください。

【まとめ・つまりあなたの目的に合わせた方法でOK!】

以上のように、あなたの歌いたいジャンルや、目指すアーティスト、また状況により選んでいただいてOK!とゆうことです。

これはあなたがボイストレーナーを選ぶ際のバロメーターにもなると思いますので(なぜその呼吸法をすすめるのか?)是非ご参考になさってくださいね。

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